Twitterでケース面接指導や有益な情報を提供することで非常に人気を博しているEve??ハイエンド就活支援(@GreatVtuber_Eve)さんにインタビューをしてきました!
今回は、就活生がやりがちなミスや、就活を進めていく上で大切なことなどについてお話を聞いてきました。
記事の後半ではEveさんが運営されているPrism(ケース面接対策サービス)の詳細についても紹介しているので気になる方は必見です!
Eveさんの就活時代
Eveさんのご経歴を教えてください
関東の公立高校から京都大学に入学して、学部卒でMBBのとある一社に内定をもらいました。
それはすごいですね!いつ頃から就活を始めて、どんな形で進めていったのか教えてください!
就活を始めたのが3年生の6月でした。その当時はwebテスト対策が全然間に合わなくてサマーインターンに出したコンサル系は全部落ちてしまいました。
けど、サマーインターンにどこにもいかないのはどうかと思って、商社やデベロッパー、金融などのいわゆる人気な企業に出して参加していました!
全落ちとは意外ですね。webテストで落ちたのは想定外だったんですか?それとも冬とか春に内定をもらう想定だったんですか?
完全に想定外でした。正直舐めてました笑。webテストぐらいいけるっしょと思ってたら意外とボーダーが高かったです。
そうだったんですね。夏以降はどうでしたか?
夏以降は、戦コンに絞って内定をもらえたら行く、もらえなかったら本選考が3月にある日系の投資銀行に行くと考えていました。日系の投資銀行ならいけるでしょと思ってて、それ以外は放置していました。
けど、冬にMBBから内定をもらえたのでそこで就活を終えたという形です。
日系ならいけるというのはどうしてそう思ってたんですか?
理由は大きく2つあります。
1つ目は、サマーインターンに行って、結果を出したという自覚がありました!
2つ目は、リクルーターからご飯に誘われまくったというものです。
さすがEveさんですね!就活の体験談を聞かせてくださりありがとうございました!
就活生がやりがちなミス
Eveさんはいろんな就活生とか社会人とかとお話しする機会が多いと思うのですが、大事なことなのにみんなわかってないなとか、蔑ろにしているなと感じることはありますか?
僕はコンサルを志望している人と主に話すので、コンサル寄りの話になってしまうのですが、体系的に学べていない・テクニックに走りがちというのがあると思います。
正直テクニックでも内定できるので、しょうがない側面もあると思いますが、、
様々なテクニックがネットや本で紹介されていますからね。
そうですね。テクニックでも内定をもらえるけど、テクニックに走ると突き抜けにくいというマイナスな側面があると思います。
ちなみに、体系的に学べてないというのはどういうことでしょうか?
これはコンサル志望の人が使うフレームワークの話なのですが、内定者・メンターとかが分散的に教えているから、本当はその問題だからこそ良いフレームだとしても、どこでも使えるものだと勘違いして、抜き取って使ってしまっている人が多いと感じています。
問題によって自分でフレームを作ったり、仮説を構造化する必要があるので、まずはそれを理解する必要があると思います。
なるほど、ありがとうございます!
おすすめの就活対策法
就活を進めていく上で、こんなことしてたらいいよというのはありますか?
業界横断的な知識が一定ついていると良いと思います。また、自分が志望したいと思う業界についてもどういう人がその業界に内定しやすい、求められているというところを理解しておくことが必要です。
特にコンサルだとその仮説を持ってると日々ニュースを見る時に見え方が違ってくるし、クライアントになりうるからこそ知識を蓄積する必要があると思います。
他にも大事なことってありますか?
一言でまとめるとしたら準備じゃないですかね。特にガクチカ、志望動機を徹底的に準備した方がいい。僕の経験の中ではそれが足りてない人が選考の中で一緒のzoomの部屋に入っているということが多かったです。
具体的にどのように準備をしていけばいいんでしょうか?
例えば、TOP就活チャンネルを見ることをオススメします!
彼らが出してるコンテンツを全部見て理解して、自分のガクチカとか志望動機をブラッシュアップするとか、他には業界についてネットで可能な限り調べ上げるとかですかね。
とにかく情報収集することが大事ってことですね!
そうですね。情報収集をするときにGoogle検索の1ページ目だけで終わってる人とか多いと思うので、もっと下の方まで情報を探すことをした方がいいと思います。
他にも、検索する時のキーワードを工夫してみたり、読書、newspicsに有料課金してみたりといろんなものに幅広く触れてみることが大切ですね。
大変参考になります!では、次の質問です。
このサイトは主にIT系の企業を扱っているので、IT系の企業に行きたい人に向けた質問なのですが、BIG4レベルのITコンサルに内定をもらうにはどういう対策をすべきだと思いますか?
それならば教科書的なアウトプットをしっかりとできるようになればBIG4レベルなら通ると思います。例えば3C、4P、PESTとかですね。そういった基礎的なフレームを使いこなせるようになれば十分だと思います。
なるほど。ちなみにおすすめの対策本とかありますか?
フェルミ推定ならば2冊で十分だと思いますよ!
具体的には高松さんの「ロジカルシンキングを超える戦略思考」とか、東大のフェルミ推定の本とかですね。他にも挙げるとしたら、過去問で鍛える地頭力とかがオススメですね。
Prismについて
Eveさんが運営しているPrismとはどのようなサービスなのでしょうか?
大事な部分は大きく分けて2つあります。
1つ目は分散的・テクニックに走りがちな部分を体系化すること。
2つ目は、コアとなる思考力を鍛えることです。
スポーツをイメージして欲しいんですけど、「まっさらな状態から正しいフォームを身につける」のと、「悪いフォームが身についた状態からアンラーニングして正しいフォームを身につける」のだと後者の方が難しいですよね。それと同じことがケース面接特有の思考の仕方にも当てはまるので、なるべく早く最初の段階で正しく学ぶ必要があると思ってます。
そうなると、サービスの対象者はケース面接初心者だけですか?
いえ、戦略コンサル志望なら全員です!総合コンサルについてはまだ決めかねています。後々の反応次第ですかね。
具体的にはどんな指導をしてくださるんですか?
講義系のインプットとアウトプットの両方をやります!
特徴的なのはディベートをやるということですね。ディベートは論点を立てて自分なりの仮説を出して、しっかりと構造化してわかりやすく喋る必要があるのでケース面接との親和性が高く、研究も進んでるということでトレーニングとしていいと思ってます!
インプット系に関してはどのようなことをやるんですか?
仮説思考、論点思考とか能力ごとの講義を行います。カリキュラム全体の中で前半にしっかりとやった後で、それを活かせるようにしています!
カリキュラムの期間はどれぐらいですか?
3ヶ月で週に1回のメンタリングを15回やり切るイメージです。インプット・アウトプットの部分で言うと、最初からアウトプットもガンガンやります!
講義やオリジナルの問題を解いたり、ディベートをやったりしてコアとなる思考力を身につけた後で、後半のアウトプットで実際のケース面接を行い、その力を使っていきます。
とても力がつきそうなサービスですね!
ご紹介ありがとうございました。
就活生へのメッセージ
就活生へのメッセージをお願いします!
最近話題になってる「才能vs運」に関するイグノーベル賞ってあるじゃないですか。結局成功するのに必要なのは運ですよという場面だけがバズってるのですが、その流れで戦略コンサルや外銀に内定するのも運なのかと思ってる人がいたら全然違うと思います。
就活は絶対に再現性の世界なので、正しい努力をすれば成功する世界なのでぜひ頑張ってください!
メッセージありがとうございます!本日はありがとうございました!
ありがとうございました!