就活にお金ってかかるの?
就活には意外とお金がかかるんだ!
どれぐらいかかるのかや、出費を抑える方法を伝えるよ!
就活が本格的に始まると、交通費などのお金が気になってくるのではないでしょうか?特に地方の学生ならば東京や大阪までの交通費などで出費が心配になる学生が多いと思います。
就活にかかる費用は人それぞれですが、一般的に何にお金がかかるのか、どのように出費を抑えるべきかということを把握しておく必要があります。
就活はこれからの人生を左右する大切なイベントなので、無計画に進めることで途中でお金がなくなってしまってお金の問題で就活を断念することがないようにしましょう。
就活費用は平均10〜15万円
就活では、スーツ購入代や交通費、宿泊代、飲食費などの様々な出費が発生します。実際にはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。
三菱UFJ銀行によると、就活にかかる平均費用は10~15万円ほどされていました。
学生にとって、10万円は大金です。無計画に就活を進めるとより多くのお金を支払うことになるため、費用を抑える方法、お金を捻出するかをあらかじめ考えておきましょう。
【地方別】就活費用の平均
地方の人が東京などの企業を受けようと思った場合には飛行機や新幹線に乗らなければならないため、住んでいる地域別に就活にかかる費用が大きく異なります。
それぞれの地域別にどの程度お金がかかるのか見ていきましょう。
地域 | 平均費用 |
北海道 | 14万9,089円 |
東北 | 9万887円 |
関東 | 7万8,356円 |
中部 | 10万1,670円 |
近畿 | 9万8,958円 |
中国・四国 | 15万4,286円 |
九州・沖縄 | 11万7,673円 |
出典:三菱UFJ銀行
地方の人の方が出費がかさむ傾向にあるね
就活では何にお金がかかる?お金がかかるもの4選
就活を進めていく上で何にお金がかかるのでしょうか?
結論、主に4つが大きな割合を占めると考えられます。
交通費
交通費は住んでいる場所に関係なくかかるものです。現在はオンラインの面接や説明会が増えてきたとはいえ、コロナが明けたことで対面で開催する企業が増えてきています。そのため、会場まで足を運ぶ必要があり、電車賃や航空費などがかさむ傾向にあります。
交通費は支給してくれる企業もありますが、支給してくれない企業も多いので、注意しましょう。
どの程度かかるかは自分の住んでいる地域の企業を受けるのか、他地域の企業を受けるのかによって異なってきますが、少ない人でも1〜2万円は総額でかかるでしょう。
三菱UFJ銀行によると、オンラインが中心になってきた21卒と対面がメインだった20卒の平均の交通費は以下の通りでした。現在はオンラインが中心なので、21卒の金額が参考になりそうです。
交通費を出してくれよ〜って企業に土下座したいくらいだね笑
宿泊費
これは人によって大きく異なってくるものです。どの程度のランクのホテルに泊まるかによって異なりますが、基本的に非常に安いホテルに泊まった場合の値段だと考えておきましょう。
オススメは「カプセルホテル」という格安のホテルに泊まることです。東京ならば3,000円程度で宿泊できることが一般的です。
交通費と同様、20卒と21卒の平均金額を発表します。
思ったよりかかっていない印象だね!
飲食費
就活をしていると意外とかかるのが飲食費です。
面接やインターン先で長い時間を過ごすと、お昼休みを挟むことも多くあります。特に面接や説明会で多忙になる時期になるとお昼や夜ご飯を外で食べる機会が非常に多くなるでしょう。
また、面接や会社説明会の時間は決められているので、次の予定までの時間を潰すためにファストフード店やカフェに入ることで、1回1回の金額が大きくなくとも、最終的には大きな金額になってしまいます。
就職活動のピークとなると、一日を通して面接や会社説明会に参加するほど多忙になるので、昼食を外で食べる機会も多いです。そのたびに毎回外食となると出費もどんどんかさんでしまいます。
スケジュール管理能力が大事ってことだ!
(お昼800円やカフェ代400円) × 面接・説明会に対面で参加する回数 =数万円はかかるかも
衣服費
就活を始めるにあたり、新たにスーツや靴、ワイシャツなどを購入する人が多いでしょう。衣服費だけでもかなりの出費になりますが、それに加えてビジネスバッグなどのアイテムも多数揃えようと思うとかなりの出費になるでしょう。
ワイシャツなどの衣服費にあまりお金をかけたくないという人が多いと思いますが、就活では基本的に初対面の人と会うことが多いので、第一印象になる衣服は非常に重要になります。
そのため、よれたスーツや黄ばんだワイシャツなどは絶対に避けましょう。対面で面接や説明会に参加することが多い人はスーツを2着持っておくことがオススメです。
スーツなどの相場を教えるぞ!
アイテム | 平均費用 |
リクルートスーツ | 相場:1〜5万円。平均3万円程度 |
ワイシャツ | 相場:3,000〜5,000円 |
靴 | 相場:5,000〜1万円 |
ネクタイ | 相場:3,000〜6,000円 |
ベルト | 相場:3,000〜1万円 |
ビジネスバッグ | 相場:5,000〜1万円 |
少なくとも3〜4万円はかかりそうだね、、
これら衣服費に加え、就活において対面やオンラインのそれぞれでどのようなアイテムを用意すべきか、相場はどれぐらいかということを解説している記事もあるので参考にしてください!
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就活費用を少しでも節約する7つの方法
就活費用ではかなりのお金がかかることがお分かりいただけたと思います。
次は、その費用を少しでも節約するためにはどうしたら良いのかということを解説していきます。
少しでも安くなるなら知りたい!!
知ってるか知らないかで大きく違うと思うぞ!
方法①:WEBで完結できるものを選ぶ
コロナを境に就活がWEB上で行われることが増えてきました。説明会や面接はZoomなどを用いて行われているものが多いので、参加方法が対面、オンラインのどちらでも良いものは積極的にオンラインを選択しましょう。
基本的に対面とオフラインのどちらでも得られる情報量は変わらないですし、対面で参加していないからと評価を落とされることはないので、対面にこだわる必要はありません。
WEBで説明会に参加することの注意点としては「背景」です。自宅ならば単なる壁が映っていると思いますが、カフェなどから参加する際には人が映ってしまう可能性があります。「ぼかし」や就活用に白い背景を用意することなどを通して配慮しましょう。
音漏れがないようにイヤホンは必須だよ!
方法②:交通手段を見直す
就活にかかる費用で一番抑えられる可能性があるものは交通費です。交通費を見直すことで大幅に費用を節約することができるので見直す機会を作りましょう。
自分の住んでいる地域とは別の地域の場所に行く際には飛行機や新幹線などを利用することが多いと思います。特に飛行機は早めに予約することで、直前に予約するよりも安くできるので、面接や会社説明会の日程が決まったらすぐに予約をするようにしましょう。
また、企業の場所をあらかじめ調べておくことで、近い企業同士を同じ日に受けることでなるべく移動費を削るという方法もあります。
時間や体力に余裕がある人は、飛行機でなく高速バスや夜行バスを利用すると非常に節約できます。
各地方から東京までの片道にどれだけお金がかかるかをまとめたので参考にしてください!
※飛行機の場合、羽田空港までの値段を参考にしています。
バスにするだけで大幅に節約になるのがわかるね!
方法③:早めに1つ内定を獲得する
この方法が実は一番交通費や宿泊費を節約できる方法でもあります。
具体的に、早めにここなら内定を承諾しても良いという企業の内定を獲得しておくことで、第一志望郡の企業以外を受ける手間を省くものです。
「スカウトアプリ」と「就活エージェント」を使うことで内定を獲得するまでに非常に労力を減らせることを知っていましたか?
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オススメエージェント | 説明 |
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アカリクエージェント | 大学院生・理系の人に特化したエージェント |
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オススメ就活エージェント③:UZUZ 新卒
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理由② | 人気Youtuberが運営してるから安心 |
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方法④:1日でたくさんの企業を受ける
面接や説明会の予定を別々の日にするよりも、同じ日にまとめられたら交通費を浮かせられます。
特に、遠方の企業を受ける場合なら1日にたくさんの予定を詰めることで効率的に就活を行えるようにしましょう。
近くにある企業同士の面接をそれぞれ午前、午後に入れることで1日に2社程度、もしくはそれ以上入れることがオススメです。ただし、注意点としては他の企業との情報がごっちゃになってしまい、他の企業の志望動機を話してしまうことです笑
筆者の友達に他の企業の志望動機を話してしまい、パニックになった人がいたぞ笑
方法⑤:コンビニ利用や外食を控える
外食をした場合、安くとも500円以上はかかるでしょう。美味しいものを食べれば1,000円程度かかってしまいます。それに加え、コンビニや自販機でおやつや飲み物を購入するとさらにお金がかさんでしまいます。
説明会や面接のたびに外食やコンビニ利用をしているとあっという間に数万円が飛んでいってしまいます。水筒を持ち歩くことや、弁当を手作りすることなどで節約をしていきましょう。弁当を作るのが面倒くさい人はおにぎりを作るだけでも大幅に出費を抑えられるはずです!
私のオススメはマクドナルドで1杯120円のコーヒーを頼んで時間を潰すことです。
時々はリフレッシュで美味しいものを食べようね!
方法⑥:フリマアプリを活用する
ESの書き方や、SPI対策、面接対策など就活に関連した参考書は非常にたくさんあります。それぞれが1,000円を超えるので、全てのジャンルのものを買い揃えていてはお金が非常にかさんでしまいます。
そのため、大学やアルバイト先の先輩からもらったり、メルカリなどのフリマアプリを活用してできるだけ安く調達できるようにしましょう。
基本的に、書いてある中身の内容は毎年毎年あまり変わらないですし、大切なことはいつの年も同じなのであまりに古いものでなければ、発行された参考書かは気にしなくても大丈夫です。
ネット検索をするだけで、参考書を買わなくても大量の情報が手に入るよ!
方法⑦:スーツは学割のお店で買う
スーツなどの服装一式を揃えるのには非常にお金がかかります。この費用を抑えるために学割や就活生応援キャンペーンなどで一式を安く買える店舗を探してみましょう。基本的に大手のお店ならば質が悪いということはないので、できるだけ割引額が大きいお店を探してみましょう。
男性用だとジャケット+パンツの2点セット、女性用だとジャケット+スカート+パンツの3点セットとまとめて買うことで単品で購入するよりも安く買えることが多いのでオススメです。
大学経由で安くなることもあるよ!
就活費用を捻出する方法
就活にかかるお金や、節約する方法を理解しても、そもそも就活費用がなければ就活を進めることができません。1日で貯金額は増えないので、就活が本格化する前からある程度の見通しを立てて就活費用を貯金しておきましょう。
就活中にお金がなくなって途中で断念することが一番最悪だぞ!
方法①:計画立ててアルバイトをする
大学生がお金を貯めるのに一般的な方法はアルバイトをすることです。すでにアルバイトをしている人は、今の貯金額を見て、どの程度貯めなければいけないのかを考え、シフトを増やすようにしましょう。就活が本格化するとアルバイトをしている時間がなくなることが一般的なので、就活が本格化する前に稼いでおきたいところです。
一方でアルバイトをしていない人はアルバイトを探しましょう。自分が希望をすればたくさんシフトに入れるアルバイトを探すことがオススメです。ただし、アルバイトに時間を取られて就活の時間が削られないようにしましょう。
すぐに稼げるように単発バイトの会社に登録しておくといいかもね!
方法②:就活体験談の投稿
これは就活がある程度進んだらできる方法です。具体的に、「就活会議」や「One Career」などの就活サイトにESや面接、インターンなどの体験記を投稿することでお金をもらう方法です。
これらの就活サイトでは就活生にお金を払ってESや口コミを集めているので自分が受けた企業に出したESなどを投稿することで賢くお金を稼ぎましょう!
具体的に就活会議では以下の金額でESや体験談を投稿することができます。
種類 | もらえる金額 |
本選考ES | 〜500円 |
インターンES | 〜500円 |
選考体験記 | 〜5,000円 |
インターン体験記 | 〜5,000円 |
就活サービスの口コミ | 300円 |
企業の評価・口コミ | 300円 |
自分が書いたESがお金になるなんて最高だね!
お金目的じゃなくても、他の人のESは参考になるから登録はしておこう!
方法③:有給インターンに参加する
有給インターンとは、「長期インターン」のことです。有給インターンは通常のインターンとは違い、実際に仕事をするので社会人としての経験を積めることに加えてお金をもらうことができます。
また、アルバイトとは違い、本格的に働くことになるので自己PRや、志望動機などと絡めて話せるというメリットがあります。ただし、社員さんと一緒に業務を行うので時には厳しい指導を受けたり、働くことが大変でキツく感じてしまうこともあるでしょう。
有給インターンは調べればたくさん出てくるので、自分が将来就きたい仕事に関連するものを探してみましょう!
営業やマーケティングなどと幅広いインターンが出てくるよ!
方法④:親や金融機関からお金を借りる
どうしても自分で就活費用が用意できない場合は人の力を借りることを検討してみましょう。就活期間は将来に関わる大事な時期のため、お金が理由で諦めるという状態は勿体無いです。
まずは両親などに頼んでみましょう。しかし、両親に余裕がなく、どうしようもない場合もあると思います。そんな時にはキャッシングサービスを利用することを検討しましょう。
ただし、キャッシングサービスは利息をつけて返さなければならないため、あまり学生にはオススメできません。
大手の会社には以下のようなものがあるぞ!
✔︎ アコム ✔︎ アイフル ✔︎ プロミス |
あくまでも借金だからなるべく避けよう!
まとめ
本記事では就活にかかるお金と、どのように費用を削減していくのかという方法、さらにはお金を貯める方法を解説してきました。
就活は今後の人生の進路を決めるための重要なイベントです。目先のお金がないからという理由で就活を断念してしまうことが一番もったいないです。
あらかじめどの程度お金がかかるのかということを知り、早めから準備しておきましょう。