外資系の就活スケジュールって日系企業と違うの?
外資系は軒並み選考が早いぞ!
他の就活生に乗り遅れないためにもいち早く行動することが大事だ!
外資系企業では日系企業と比較して少人数精鋭で高年収のため、憧れを抱いている学生も多いのではないでしょうか?
外資系企業の選考スケジュールは日系企業よりもかなり早いため、選考を受けようと考えている人は本記事を参考にしてみてください。
スケジュールに加え、特徴やインターン対策のポイントなどを解説していきます。
そもそも外資系企業とは?
外資系企業とは、一言で表すと「海外の資本比率の方が多い企業」とまとめることができます。
具体的には、以下の3つのような例があります。
- 海外企業が日本に進出してできた会社
- 海外企業と日系企業が共同で出資してできた会社(海外企業の方が出資金額が多い場合)
- 海外企業が日系企業を買収した場合
外資系企業の特徴
外資系企業の特徴 | |
特徴① | 即戦力扱いされる |
特徴② | 成果次第で年収が青天井 |
特徴③ | 年齢に関係なく実力が全て |
特徴④ | 外資系で働いてたという箔がつく |
外資系企業は日系企業とは違い、年功序列ではありません。そのため、自分のスキルや能力に自信がある人が集まる傾向にあり、即戦力で実力主義社会という厳しい競争環境で仕事をして行かなければなりません。
そのため、成果を出せば日系企業の同世代と比較してあり得ないほどの給料をもらうことも可能です。また、給料に加えて外資系勤務という肩書きがつくため、転職も有利に進むメリットがあります。
外資系って言葉だけでカッコいいよね!
その他の特徴も詳しく知りたい方は以下の記事も読んでみてください!
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外資系企業の就活スケジュール
外資系企業に就職するためにはどんなスケジュールで動けばいいんだろう?
外資系企業は経団連に所属していないため、自社の都合に合わせた選考を行なっており、日系企業よりも選考時期が早いという特徴があります。
具体的に、日系企業では早い人でも大学3年生の2、3月から本選考の面接がスタートするのに対して、外資系企業では大学3年生の11月程度からスタートし、3月ごろには内定が出揃います。また、早期選考の人はより早い段階で内定を獲得するため、どれだけ早いかがわかると思います。
内定が出るまでの時期が非常に早いため、情報を仕入れ、とにかく早めに就活準備をするのが得策と言えるでしょう。
参考までに日系企業の就活スケジュールを載せておきます。
時期 | やること |
大学3年生6月まで | 就活準備 |
大学3年生6〜7月 | サマーインターンシップ準備/選考 |
大学3年生8〜9月 | サマーインターンシップ参加 |
大学3年生10〜11月 | 今後の方向性の決定 |
大学3年生12〜1月 | ウィンターインターンシップ準備/選考、SPI・玉手箱の勉強 |
大学3年生2月 | ウィンターインターンシップ参加 |
大学3年生3月 | 本エントリー |
大学3年生4月 | 面接〜内定 |
ここからは時期別にどのようなことをやらなければならないのか解説するぞ!
【大学3年生の6月まで】自己分析、ES対策
外資系企業に就職したい場合には、企業のサマーインターンに参加することが重要です。サマーインターンに参加するにはESや面接を乗り越えなければなりません。
外資系企業を目指している人は能力が高く、就活への意識が高い傾向にあるため、サマーインターンに出願する時点である程度のレベル感に達している人がほとんどです。そのため、出遅れないようにサマーインターンの選考が始まるまでに自己分析や企業分析、ES対策を終わらせておきましょう。
過去に内定した先輩のESを見て、盗める良い表現をどんどんストックしておくとよりレベルの高いESを描けるようになるのでオススメです。
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オススメES対策①:unistyle
オススメES対策②:就活会議
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【大学3年生の5月〜9月】サマーインターン準備/選考/参加
外資系企業に就職したい場合には、サマーインターンに参加することが非常に重要です。
もしもインターン中に人事に優秀だと認められると以下のような恩恵を受けれる場合があります。
✔︎ 早期選考フロー参加権利などの優遇 ✔︎ 内定確約 |
企業の中には、サマーインターンで採用したい人に声をかけ、定員に達すればそれ以降追加で採用募集を行わない企業もあります。
企業によってどのような選考を課すのかが異なりますが、以下の種類の選考が行われます。
✔︎ エントリーシート(ES) ✔︎ SPI、適性検査 ✔︎ 面接 ✔︎ グループディスカッション(GD) ✔︎ フェルミ推定、ケース面接 |
選考自体は6月〜7月ごろの行われます。その後8〜9月にかけてサマーインターンシップが開催されます。外資系企業の選考は非常に難易度が高いので、自分の興味のある業界の企業に複数エントリーすることで、なるべく参加できる確率を上げていきましょう。
コンサル志望ならばフェルミ推定やケース面接の対策は早めからしておこう!
並行して企業情報の収集も行おう!
この時期にインターンと並行して行いたいのが企業情報の収集です。
10月にもなると早期選考やウィンターインターンの選考などで外資系企業の就活が本格化するため、それまでには企業情報をしっかり集めて比較・検討などの企業研究することで、志望動機対策や面接対策を行いましょう。
サマーインターンはウィンターインターンや本選考よりも通過しやすいと言われているため、サマーインターンの選考に落ちてしまった人はなおさら力を入れるようにしましょう。
外資系企業の情報はあまり出回らないから、能動的に情報を獲得しに行こう!
【大学3年生の9月〜12月】ウィンターインターンシップエントリー、早期選考、本選考
この時期が外資系企業を志望している人にとって一番忙しい時期です。
9月からはサマーインターンで優秀な結果を出して声をかけられた学生のみが早期選考に参加します。ここで早期選考に乗ることができれば、非常に内定の確率が高いのでしっかりと対策を行なって内定を勝ち取りましょう。
一方で、この早期選考に落ちれば本選考を受けれなくなるということになります。
10月ごろからはウィンターインターンシップのエントリーが始まります。サマーインターンで落ちてしまった企業や、新しく興味の湧いた企業がある人は積極的にエントリーしていきましょう。ウィンターインターンシップでは以下のような人が出てくるため、一般的に難易度が上がると言われています。
✔︎ サマーインターンで落ちて就活対策をしっかりと行なってきた人 ✔︎ サマーインターンの選考後に外資系を志望し始めた人 |
11月〜12月は本選考も始まり、ES提出、筆記試験、WEBテストが行われます。 テスト通過後には面接がありますので、遅くとも11月までには一通りの対策に手をつけておきましょう。
いろんなことが同時並行で流れていくからスケジュール管理はしっかりと行おう!
【大学3年生の1月〜2月】 本選考(面接)とウィンターインターン
1〜2月ではウィンターインターン選考の合否が出て、インターンが開催されます。
サマーインターンと同様、優秀な結果を残せばその後の選考で優遇されますが、サマーインターンで内定を獲得した人が一定数出ていると、残りの採用枠が少なくなっているため、サマーインターンよりも狭き門となってしまいます。
また、この時期ではほぼ全ての外資系企業で本選考が始まります。
この時期で外資系がキツそうなら、リスクヘッジで日系企業を見ておこう!
【大学3年生の3月】内定獲得
本選考経由・ウィンターインターン経由の内定も、3月にはほぼ全て出そろいます。
つまり外資系企業の就活は、日系企業の採用活動が本格化する前の大学3年の3月には就活を終えます。
ただし、全ての外資系企業が3月までに募集を終了しているわけではありません。 総合コンサルやIT系の一部の企業では3月以降も選考が行われている場合があります。
ただし、戦略系コンサルや投資銀行は3月までに締め切ってしまう企業が多いため、常に情報をチェックしておきましょう。
内定をもらったら後の大学生活はハッピーだね!
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外資系企業に受かるには何をすべき?
外資系企業を受ける人は能力が高い人や就活の意識が高い人などが多いのに加えて、採用人数が少ない企業が多いため、非常に狭き門と言えます。
そんな外資系企業に内定するためにはどのようなことを行えばよいのでしょうか?
具体的に意識すべきこと、やっておいた方がいいことを紹介します。
早めから動き出す
先ほども紹介しましたが、外資系企業の就活スケジュールは大学3年生の初期段階から本格化していきます。大学3年生の6月には非常に大事なイベントであるサマーインターンが始まるため、それまでにある程度の力はつけておきたいところです。
そのため、内定を確実にもらいたいならば大学2年生からは動き出しておくことをオススメします。現在Twitterや選抜コミュニティなどで早めから動き出している人と情報交換をできる環境が整っているので、積極的に情報収集して他の就活生に差をつけられないようにしましょう!
特にフェルミ推定やケース面接などは慣れるまでに非常に時間がかかるものなので、本を買うことやYoutubeで徹底的にインプットすることをまずは行いましょう。
内定者に壁打ちしてもらうのがオススメだぞ!
専門知識をつけておく
外資系企業のインターンや面接ではそれぞれの企業の専門とする領域の知識が問われることがあります。そのため、金融系なら金融系。エンジニアならプログラミング技術と質問されたら最低限は答えられるレベルまでに達しておく必要があります。
具体的にどのレベルまでの知識が必要とされるかは情報収集しておきましょう。
先ほども紹介しましたが、unistyleや就活会議で過去の先輩がどんなことを聞かれたのかということを見てみましょう!
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オススメ対策②:就活会議
どちらも無料だよ!
就活のプロに力を借りる
就活生はあくまでも就活の素人です。
自分がどれだけよいと思っていたとしても、プロから見ればまだまだということがたくさんあります。そのため、自分で色々と考えるよりも、プロの意見を聞いて効率よくレベルアップしていくことが求められます。
就活エージェントはES・面接対策から、自己分析の手伝いまでと内定を獲得するまで伴走してくれる良きパートナーになってくれるので、積極的に活用してみましょう。
オススメエージェント | 説明 |
レバテックルーキー | エンジニアを目指すなら登録必須! |
アカリクエージェント | 大学院生・理系の人に特化したエージェント |
UZUZ 新卒 | 就活支援サポート満足度No.1 |
①:レバテックルーキー
レバテックルーキーは新卒でITエンジニアになりたい学生の就職活動をサポートする、 ITエンジニア専門の就職エージェントです。「ITエンジニアになりたいけど、就活の進め方がわからない」・「自分のスキルがどの程度通用するのかを知りたい」・「研究や開発で忙しくて、就活に時間を割けない」人にオススメです!
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②:アカリクエージェント
大学院生・ポスドクに特化した無料就活エージェントを使って就活を有利に進めよう!
アカリクエージェント を使うべき理由をまとめてみました!!
理由① | 大学院出身のアドバイザーが担当してくれるから同じ目線でアドバイスをもらえる |
理由② | 研究で身に着けた経験・スキルを活かせる専門職を多数紹介してもらえる |
理由③ | ES添削や面接対策をしてくれるから効率的に就活を進めることができる |
理由④ | 大手企業からニッチトップ企業まで、幅広い求人を紹介してもらえる! |
以下のような悩みを抱えてる人にオススメだよ!
・研究を活かしたい
・就活に割く時間がない
・専門外就職を考えたい
アカリクエージェントを上手く使って研究と就活を両立しよう!
③:UZUZ 新卒
UZUZ 新卒を使うべき理由をまとめてみました!!
理由① | 何度でもESを無料で添削してくれる |
理由② | 人気Youtuberが運営してるから安心 |
理由③ | 就活支援サービスサポート満足度No.1を獲得している |
OB・OG訪問
外資系企業の情報は日系企業と比較して出回っていないことが多いため、その分情報が取れるか否かで勝負が別れてしまうということがあります。
そのため、OB・OGや、内定者などと話せる機会を積極的に作り、情報収集に努めていきましょう。外資系企業に勤めている人との接点を作りたい場合は「LinkedIn」、「ビズリーチキャンパス」がオススメです。
人脈作りも能力の一つだぞ!
【業界別】代表的な外資系企業一覧
外資系企業にはどのような企業があるのかいまいちよくわかっていない人に向けて、業界ごとの代表的な企業をまとめてみました。青色になっている企業をクリックすれば、選考難易度や、採用大学・採用人数が見れるページに飛ぶことができます。
業界一覧 |
外資系メーカー |
外資系IT |
外資系コンサルティングファーム |
外資系投資銀行 |
外資系保険 |
外資系メーカー
外資系メーカーはさらに機械系、消費財系、食品系などに分かれています。
- 電機・重工メーカー
✔︎ GEジャパン株式会社 ✔︎ ボッシュ ✔︎ ABB |
- 食品メーカー
✔︎ コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社 ✔︎ ネスレ日本株式会社 |
- 消費財メーカー
✔︎ P&Gジャパン合同会社 ✔︎ 日本ロレアル ✔︎ ユニリーバ・ジャパン株式会社 ✔︎ ネスレ日本 |
外資系IT
ITと言っても幅広く、私たちが普段使用するスマホやパソコンなどのハードウェアから、その中に入っているアプリなどを扱うソフトウェア、IT系のコンサルまであります。IT系だからと言って必ずしもプログラミングができなければならないというわけではありません。
- インターネットサービス
✔︎ Google ✔︎ LINE |
- ITコンサル
✔︎ アクセンチュア ✔︎ IBM |
- ITインフラ
✔︎ Vmware ✔︎ AWS ✔︎ IBM ✔︎ Microsoft |
- ハードウェア
✔︎ Apple ✔︎ Dell ✔︎ Cisco |
上記以外にも多数の外資系IT企業についてまとめているので、IT系に興味のある人は是非以下の記事も読んでみてください!
外資系コンサルティングファーム
- 戦略系コンサル
✔︎ マッキンゼー・アンド・カンパニー ✔︎ ボストン・コンサルティング・グループ(BCG) ✔︎ ベイン・アンド・カンパニー ✔︎ A.T.カーニー |
- 総合系コンサル
✔︎ KPMG ✔︎ EY ✔︎ デロイトトーマツコンサルティング ✔︎ PwC |
- ITコンサル
✔︎ アクセンチュア ✔︎ IBM |
外資系投資銀行
外資系投資銀行は実質、外資系の証券会社であり、M&Aや金商品の営業、売買などを行います。
✔︎ ゴールドマン・サックス ✔︎ バンク・オブ・アメリカ ✔︎ モルガン・スタンレー ✔︎ ドイツ銀行 |
外資系保険
外資系保険会社では給料は完全出来高制という企業もあり、契約を積み上げられる人なら年収は数千万円ですが、全く契約できなければ給料が全くもらえないということもあり得るのが特徴です。
✔︎ プルデンシャル生命保険 ✔︎ AIG ✔︎ アフラック |
いろんな企業があるんだね!超有名企業ばっかりだ!
まとめ
本記事では外資系企業の就活スケジュールや、その時期ごとにやらなければならないこと、オススメの就活サービスなどを開設してきました。
外資系というと未知の世界だと感じる人もいると思いますが、競う相手はあくまでも同じ大学生であるため、しっかりと準備して臨めばよい結果に終わる可能性は十分にあります。
どのような企業があるのかを知り、スケジュールを知ることで徹底的な準備をおこなった上で選考に臨めるようにしましょう。